代表挨拶

代表理事 陳 桂英
私は2008年に乳がんと診断されました。その後、西洋医学の治療を受けずに、2015年1月に末期がんと診断されました。がん細胞がリンパ、肺、肝臓、全身の骨、皮膚まで転移してしまいました。国立病院に見捨てられ、死を覚悟した私は知人の紹介でハスミワクチンや免疫療法などの治療方法を取り入れて、末期がんから生き返りました。
治療の過程で余命宣告されてから十数年、或いは数十年も生きている患者様とたくさん出会い、「医師の余命宣告は何なのか」と疑問に思いました。自分も、もし知人の紹介がなかったらもうこの世にはいません。おそらく標準治療しか知らない患者様が医師から余命宣告を受け、絶望している状況は毎日のように作り出されているでしょう。自分の治療経験を活かしたい、自分の持っている治療情報を皆さんとシェアして行きたい、という強い思いのもと、当協会を立ち上げました。
協会設立当初の業務内容は、海外から治療に来る患者様をサポートするのがメインでした。しかし、海外患者様が増えていくうちに、「がんの患者様がこんなにたくさんいます。医療資源は限られており、いくら病院を増やしても対応し切れない。」と思いました。病気になってから治療するのはもう遅い、最高の医療は予防です。つまり、病気にならないように予防していくこと、「未病」を目的とすることも医療の形です。
それを悟って、当協会は海外の患者様をサポートしながら、まだ、がんにはなっていない方々に予防を呼びかけて、有効な予防方法やアドバイスを提供しています。いざ病気になってからたくさんのお金を使うよりも、病気になる前に、健康のため、そして病気の予防のために使う、という選択肢があります。
これからも、私たちは有効な予防方法や治療方法を皆様に発信し続けられるよう、努力致します。皆様もいつも元気で健康でいられるように頑張りましょう。
一般社団法人癌国際医療サポート協会
代表理事 陳桂英